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懐かしい人達に誓う【私の決意】

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歳を重ねると、過去を振り返り懐かしむときがある。
会わなくなった友達。
もう二度と会わないであろう昔の彼女。

楽しい思い出が大半である。
その中で悔いの思いもある。

確かに良い思い出に間違いない。
しかし、悔いの思いは肥大化する。
逃げても逃げても、罪の意識は消えることはない。
「あのときはすまなかった」と会って謝りたいとさえ思う。

誓い

過去に戻れるなら「不誠実であった自分」をぶん殴ってやりたい。
自分のことしか考えない大バカ者を怒鳴ってやりたい。
親切に接してくれた人たちを裏切った。
後悔の念が私の胸に突き刺さる。

会って謝りたい。
でも、もう会えない。

せめてこれからの人生「誠実に生きる」

私の誓いである。

弱くて情けない、不誠実な自分が許せない

なぜ、あんなことをした。
なぜ、つまらない意地を張った。
なぜ、許してやれなかった。
なぜ、裏切った。
なぜ、守ってやれなかった。

自己中心的な自分。
情けなくて弱い自分
不誠実な自分が許せない。

温かった人たちを傷つけた。
親切な人たちを踏みにじった。
若さゆえの無邪気さはあったかもしれない。

私は弱く不誠実な男である。
情けなくて苦しくなる。

やっと自分に気付いた。

胸の奥の友達

私は自分で言うのも変であるが変わっている。
周りに溶け込むことが苦手。
人付き合いが下手。
孤独感は常にあった。

そんな私にも好意を寄せてくれた人がいた。
今も忘れられない人。
私をいちばん理解してくれた人。
その人は私の青春そのもの。

若かりし日々の大半をその人と過ごした。
どれだけ一緒に笑ったことか。
どれだけ一緒に泣いたことか。

別れることなど考えもしなかった。
自分の人生に「この人がいなくなる」なんて想像もしなかった。

けっきょく、この人と別れることになる。
その理由は私の自己中心的なところからなる。

その「弱さ」「身勝手さ」「不誠実さ」に情けなくて苦しくなる。

別れる最後の日の風景が今も鮮明に浮かぶ。
彼女の涙が忘れられない。

自分が許せない。
苦しくなる。

あれからもう約25年。
元気にしているだろうか。
街の風景に彼女を探すことがある。
懐かしさとともに心が締めつく。
でももう、会うこともないだろう。
謝ることもできない。

私は誓う。

これからの人生を「誠実」に生きる。
大切な人に「真心」で付き合う。
大切な人を守れる強さを持つ。

誠実に生きる。
これがせめてもの罪滅ぼしだと思っている。
私の胸の奥にあの人は今もいる。

罪を背負って引き連れて

人を裏切って、傷つけて、踏みにじって、何を今更。
そんな思いも当然ある。

綺麗事で片付けようなんてぜったい思っていない。

過去に戻れないからこそこの先どう生きるかが大事だ。

罪を背負って引き連れて「誠実」に生きる。

感謝、感謝、感謝

私は今、大切な家族に巡り会え幸せな生活を過ごしている。
家族の笑顔は最高だ。
私に関わってくれている人に感謝、感謝、感謝である。

私は誓う。
誠実に生きる

罪滅ぼしでもあり恩返しである。